ノロウイルスの予防と感染経路を断つには?

ノロウイルスを予防する方法

インフルエンザのウイルスにかかると、高熱がでたり、関節の痛み、頭痛などさまざまな症状がでますが、ノロウィルスも同じ時期に発生しやすい病気の1つで、1月~3月でもまだまだウイスルは発生し、感染も出ていますが、インフルエンザもそうですが、ノロウイルスを予防することを最初に考えます。

 

軽い症状ならば、きつい状態にはなりませんが、一旦、感染してそのまま重症化すると、腹痛、嘔吐、下痢などの症状に悩まされます。感染力が強く、食品から感染したり、人の手指などに付着し、なんらかの形でウィルスが体内に侵入してしまうと、1~2日が潜伏期間となり発症に至りやすくなります。

 

目次(希望の項目に移動します。)

ノロウイルスを予防する「手洗い」に手の洗い方があった!

 

ノロウィルスの潜伏期間に入る前の第一の予防方法としては、基本中の基本ですが、「手洗い」や「うがい」をきちんと行うことが大切です。そこでとても大事なのは、手を洗う中で指と指の間と、手の甲や手のひらもしっかりと洗うことが『手洗い』となります。

 

そして、できれば指の爪の中や手の甲の上、腕付近のあたりまで洗うと満点の手洗いとなります。
この手の洗い方は、飲食業の業界中で実際にやっている手洗いと同じくらいの『手の洗い方』になるのです。

 

つまりお客様に提供する食事にウイルスやバイ菌を持ち込まないためですね。

スタッフが外から中に入ってきた時や何かの物に触れた時に手を洗う共通した習慣や方法です。

 

そのため一般的に、手を洗う、手を合わせてさらっと洗うだけでは、手洗いとならないのです。ウイルスは手の指の間に、さらに言うと、指の爪の中にも潜んでいる可能性は高いからです。

 

そのように指に付着しているようなウィルスをしっかりと手洗いすることでウィルスを減らすことになりますし、ウイルスを付着させない歯止めや対策となります。また、消毒ではエタノール系などで手を消毒するのも有効な手段になります。

 

キッチンや調理周り、ドア周辺でもウイスルや菌の除菌方法がある!

 

また、調理については食品などからも感染する可能性があるため、調理をする際には、しっかりと火を通すことが予防策になります。特に、貝類などは火を通しきちんと除菌しておくことがかなり大切です。ウイルスの感染リスクを減らすため、冬場は特に食品などにも注意を払うことが必要です。

 

さらに言及すると、まな板、包丁も、肉や魚、野菜などと区分けして、それぞれの雑菌やバイ菌などの菌を寄せ付けないスタイルもとっているので、一般の家庭でもそうできれば、ウイルスや菌を寄せ付けない手段をとっていることになります。

 

また、普段生活をしている中で、必ず手が触れるドアノブ、各種レバー、スイッチなどに関しては、アルコールなどによる消毒をするのもいいでしょう。特に、トイレ周辺で手が触れることが多いところなどは、きちんと消毒しておくことが大切です。

 

感染源になる下痢などにもウィルスが大量に含まれているため、トイレや洗面所などは特に入念に消毒をすること、また、十分に殺菌していない手であちこち触れたりしないように心がけることも習慣としたいところです。

 

また、ドアノブや手すりなどといったものも、定期的に消毒をしておくことも予防策になるでしょう。感染を防ぐための対処は、すぐに使える消毒ボトルなど置くなどできる限り対策をしておくことも。

 

ノロウィルスに限らず、冬場は、体調なども崩しやすく病気にかかりやすいため、生活習慣、食生活などもきちんとしておくことで、免疫力を高め、病気にかからないように日頃から体のケアをしておくといいですね。

 

ノロウイルス 潜伏期間に家族はどうする?

「ノロウイルス」は、感染してからおおよそ24時間~48時間程度の潜伏期間を経て発症しても、みんながみんな感染して即、症状が出るのではなく、人によっては全く体の変化が起こらずに終わる場合もあります。

 

発症していないから感染していないのではなく、潜伏期間を経過する前に、既に便からノロウィルスの排出が始まります。

 

15時間を経過したころは、便からノロウィルスが排出し始め、このタイミング以降は排泄からの感染しないようにするために、しっかりとした対策をとります。では症状が出ていない状態では、どんな対策をすれば良いのか?

 

例えば、トイレで排便した後は手洗いをしっかりと行うことが大切です。普通はほとんどの人はトイレ直後は手洗いを行いますが、中には手洗いをしない人も普通にいます。と言うか、ちょくちょく見かけます。汗

 

食事で、よく加熱しないで二枚貝など食べてノロウィルスに感染しないようにするのと同じように、いつも以上にしっかりと手洗いをする。ということを意識しておきます。

 

また、排便後にしっかりと手を洗わず入浴した場合、浴室内の風呂の椅子、浴槽内などから家族が直接肌に触れて感染する可能性が出てきます。入浴直前にはしっかりと下半身を洗うようにするなど、ちょっとした自己防衛と他の人への心遣いも含めて行動する対応が周りへの感染を確実に減らします。

 

キッチンでは家族で共有する食器・食材などを取り扱う際にも感染が広がらないように、前述したように特に調理をする際にはしっかりと手洗いや消毒を行います。手や指、爪の間にノロウィルスが付着している状態で万一調理すると、そのままストレートに食材・調理器具などから家族へ感染へのルートを作ってしまいます。まずはそうした感染ルートを遮断します。

 

症状が出ていない状況では対応することも一見難しく思えますが、普段以上に、もしかしたらと考えて対策をしておくことも。

ノロウイルス対策として有効な手段は?

ノロウイルスの感染症対策として、一般的には消毒用エタノールが用いられたり、また、ノロウイルスを完全に失活化する方法としては、次亜塩素酸ナトリウムや加熱による処理がありますが、次亜塩素酸ナトリウムで注意することは、金属腐食性や脱色作用があるので、手に触れたりする金属製のドアノブなどは好ましくありません。

 

ただ、アルコールはノロウイルスを不活化出来ないと考えられていて、使用されていないのが現実のため、一般的には、手洗い後にエタノールを併せて使用することは、相乗効果により、手洗いの効果を高まります。

 

さらに、手洗い後の乾燥していない状態で、手や指に水分がついているとエタノールが薄まり効果が弱くなるのにで、手や指を十分乾燥させた後、指先、手のひら、手の甲、指の間・付け根によく擦り込むようにするといいですね。(皮膚にアレルギーがあれば医師に相談してみて下さい)

 

次亜塩素酸ナトリウムが腐食性があって使えない金属製、木製、布製なのど用途には、消毒性のエタノールがいいですし、反対に、床などに嘔吐物がまかれた後始末には、吐瀉物を取り去った跡に次亜塩素酸ナトリウムが最適なので使う用途によって適切に消毒液を使うことが大切になります。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です