くも膜下出血の前兆で頭痛に注意!緊急事態の対処方法は?

くも膜下出血(くもまくかしゅっけつ)は、脳内の3層構造内の2番目の層と3番目の層の間、

くも膜下出血1

くも膜下』層下にあるスキマの層内に出血して、体に異変・障害を起こし命を脅かす怖い病気です。

くも膜下出血の多くは突発的に起きるように見え、

 

また、症状は人によって違いますが、軽微でも前兆になるうる可能性は否定できません。

その前兆に何があるのか見ていきましょう!

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1.激しい痛みを伴う頭痛に襲われます。

人によっては軽度の頭痛もあります。
(連続性、持続性のある痛みを伴ったりします)

 

見過ごしてしまうくらい軽い頭痛を一度経験して、その後強い衝撃の頭痛に見舞われる場合があります。

初期段階では強くない頭痛で異常と感じないまま見過ごされている可能性が高いのです。

(連続性を伴う頭痛であれば、実はくも膜下出血の前兆である可能性も)

 

持続性のある痛みで異常と感じたらなら即座に、病院で診てもらいましょう。

頭痛の強さや激しさの度合いやまた、頭全体、前頭部、後頭部と痛む場所も人によって違います。

最悪を回避するためにも、何か変だと感じた場合は直ちに病院に行くことをオススメします。

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また、当事者以外でも、その異変に万一気づいたらその病状を疑い可能であれば当事者に様子覗いを!

そして必要であれば了解をとって病院に行ける手だてすることも必要になる場合も!

一般的に多いのは、突然強打されたくらいに強い痛みが伴う持続性のある頭痛です。

(以前にあった気付かないくらいの頭痛が前兆であった可能性もあります)

連続性のある痛みの前は、下記のような複数の異変や前兆が見られるならくも膜下出血の疑いもあります。

 

軽い頭痛や、一瞬感じた頭痛後は、しばらく何もなかったようになったり持続性の無い頭痛は、くも膜下出血の可能性は低くなります。

それでも、その頭痛を自己判断しないで、早めに病院で受診されたほうが絶対いいです!

 

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2.血圧の乱高下

定期的に血圧を測定いる人は普段の血圧状態を知ることができていますが、血圧測定

測っていない人は見過ごされてしまう可能性があります。

 

水面下では血圧の上下振幅が激しくなり条件が揃えば、くも膜下出血になる可能性を秘めています。

 

まずは、血圧の乱高下動があるか察知したいところです。

3.目の周りに異変が起こる、視力・まぶた・痛み

まぶたがドロンと下がる、物が重なって見える、目に異常を感じるのも前兆になります。

 

4.吐き気・嘔吐・ムカムカ感

頭部での異変が起きる状態で、モヤモヤ感や集中力が無かったり、頭がスッキリしないなどの前兆があります。

 

5.意識は人によってあったり、無かったりします。

意識が無い場合は、かなりの重篤で、くも膜下出血の原因の8割を占める脳動脈瘤が破裂して

 

多量の出血をしている可能性があるので、一秒を争う緊急性のある症状になります。

救急車を呼ぶ以外方法はありません。

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意識がある人でも上記の様態ではくも膜下出血として異変が起きて脳動脈瘤が破裂している可能性もあるため同様に病院への直行が求められます。

 

その他、体の部位の痛みもまた、くも膜下出血の前兆にもなる可能性は十分あります。

また、発熱は通常ありませんが、もし発熱がある場合は何らかの病気が伴っていることが考えられます。

上記の症状や前兆は人によって軽く感じる程度で見過ごされて

 

後日、くも膜下出血が発症する場合もあるでしょうか。

 

地震で言う、余震(前兆)に気づく、気づかないで、本震(くも膜下出血)が突如起きるようなイメージに近く例えられるでしょうか。

 

予兆

震源下で起きている上記のような前兆をまず知ることが大切になります。

 

くも膜下出血の前兆とも言う頭痛に度合いがあります。

 

上記のような、くも膜下出血の前兆を軽微なために仮に見過ごしたり、見逃したりすると、

ある時に突如、激痛を伴う激しい頭痛があった場合、

 

あの時、気づかず、また見過ごしていた『くも膜下出血』が真っ先に疑われます。

くも膜下出血2

対応する病院は通常、脳神経外科が主体となり

 

検査から手術まで対応しますが、詳細は病院に問い合わせをすると確実です。

 

くも膜下出血の前兆で激しい頭痛後、緊急事態の対処方法は?

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特に異様に激しい頭痛が感じられる場合、患者の様態は急変していく可能性があるため緊急性を持って対処していく必要があります。

このくも膜下出血は、特に一刻を争う時間との勝負になります。

 

立っていられないくらい頭痛が激しい場合は、患者をそっと優しく支えてあげて横にしましょう。
安静に出来るだけ動かさない状態に!

 

吐き気をもよおすなら、嘔吐に備えて仰向けではなく横向きに寝かせます。

最悪、意識が無ければそっと寝かせますが、仰向けだと舌が口内をふさぐため窒息しないよう、

横寝で窒息しないように

ふさがらないよう横向きに寝かせます。

意識が無ければ、呼吸をしているかどうか先に確認して、呼吸が無い場合は、人工呼吸に移ります。

同時に、意識があっても無くても即座に救急119番通報へ!

 

電話先の救急隊員には、簡潔に患者の状況を説明して救急車の到着を待ちます。

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それは、生命の危機が差し迫っているためと、あとあとの後遺症の負担を軽くするためです。

それだけ激しい痛みが伴う頭痛は、くも膜下で出血している可能性が大きく、

一刻も早い対処がその後の患者の安全性確保と将来の行方を左右する可能性が高いからです。

とにかく、注意深く体の異変を前もって察知できるかどうか?

 

同時に、気づいた場合に即座に対処できるかどうか?

 

患者の将来にとって、後遺症も含めて大きな人生の分かれ目になります!

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