くも膜下出血の後遺症やリハビリは、手術内容・成否、人により様々

リハビリ室

くも膜下出血の手術後、患者さんの手術の内容や手術の成否、術後の経過にもよりますが、後遺症があっても無くても、一旦リハビリが始まれば、始めた日から将来に向かって行うリハビリがとても大切になります。

みんながみんなリハビリをしたからといっても、全ての人が回復に向かうものではありませんが、元通りに回復することを努力目標にリハビリを進めていきます。

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手術後の病院でも様子を見てリハビリを開始しますが、くも膜下出血といったような脳の大きな手術だけに、脳に後遺症が残る場合も、リハビリは欠かせない存在となります。

期待し過ぎた結果、思うようにならない現実もまたあるので長期にわたり冷静に見守ることが大切です。

手術が成功して、後遺症が残っていなければ、後遺症が残っている患者さんと比べてリハビリの進行度は後遺症が無いほうが断然早くリハビリ効果が見られます。

知人の場合は、くも膜下出血で手術をしましたが、手術の待ち時間経過も重なり後遺症が残りリハビリはその分進むのが遅くなりました。

最近はリハビリはある程度回復してから始めるのではなく、できるだけ早めに取り組む傾向はあります。

その理由に、遅くリハビリを始めると、それだけ回復する時間が長くかかり、早めにリハビリを始めると回復する時間が短縮されるだけでなく、患者さんにとっても体の負担がそれだけ減り、以前持っていた感覚を忘れないうちに始める事で体も順応するスピードが伴っていく感じでしょうか。

 

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後遺症は、体の麻痺から体の部位が凝り固まる運動障害、物が飲み込みにくい嚥下障害、言葉を話す機能が落ちる言語障害。

手術をした病院では、ある程度のリハビリは出来ても、治療から施設などに移った場合は、リハビリ専門の療法士はいても、一人ひとり十分な時間を割いてリハビリをすることは施設によっては難しいのが現実とも言えます。

そうは言っても、時間の許す限り、療法士だけでなく、家族の人もお見舞いに行った際には、体や手のマッサージを施すなどしていくともスキンシップも兼ねてやることがいいですね。

自身も見舞いに行くときは、いつも腕や足など、軽く揉み解しながら軽めのマッサージをしています。

患者さんとのスキンシップは、患者さんにとても大きな支えにもつながります。

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