NHKのクローズアップ現代でも取り上げられた
「座りすぎは病を招く!」でした。
座り過ぎは色々な体や健康への弊害を招くと
ここ最近言われていて、座り仕事のデスクワークから
「立ち仕事」「立ち勉強」「立ち読書」
さらに「立ちながらパソコンを操作する環境」のデスクワークに
今後、一般的になって、普通に見られるようになっていくでしょうか。
これまでは、快適に座れる椅子やデスクを利用した
長時間座ったままで作業するのが快適だったわけですが
これからは立ったままでデスクワークするような環境に様変わりする可能性が高くなってきました。
この「これまで長時間椅子に座ったままの姿勢で
作業をしたり、仕事、勉強、読書、パソコン操作するデスクワーク」になっていましたが
時代が変化していき
長時間立ったまま仕事をしたり、立ったまま勉強することが当たり前になるのは
病にならないため、健康を損ねることを避けるような意味を持っています。
「長時間座りっぱなしは病になる、体や健康を知らず知らずに蝕む」
ずばりその理由が分かってきました。
その根拠になる実験データが出ているのです。
たまたま見た、NHKのクローズアップ現代でも取り上げられていました。
オーストラリアでの22万人を対象とした調査によると
1日11時間以上座ったままの状態にいる人と
同じく座ったままの状態が4時間未満の人と比べると
長時間座りぱなしの人の死亡リスクが
なんと40%も高まるとの結果が出たのです。
これは驚きです!
座位行動”研究の第一人者 ネヴィル・オーウェン博士
「長時間座り続けると、脚にある大きな筋肉が働くのをやめてしまいます。
体にあるいくつもの重要なスイッチがオフになってしまうのです。
ずっと以前は知らずに座るほうが快適と思っていたら
全く真逆で、そうではなく
かなり以前から
「座りっぱなしは体に良くない」と言われてきたことなのです。
実際、そのような内容をNHKも含め何度も聞いたり見たりしています。
そのため、座り机ではなく、立ち机(立ったまま作業ができる少し高いデクスのことですね)
このスタンディング・デスクはまだ家具専門店には、ほとんど置いてはありません。
今後、遅かれ早かれ出てくると予想できそうです。
と、言うか、立ったまま作業ができる机は欲しいので
最近はあちこち見に行ったり、調べたりしています。
既に、もう一般的なデクスや椅子は必要ありません。
しいて言えば、ちょっと休息をとるくらいのデスクであったり
椅子の役割であったりします。
あえて、高級なデクスや椅子は必要ないかもしれません。
今後どこまで浸透していくのか楽しみでもあります。
座り過ぎは糖尿病、心血管疾患を引き起こしたり
怖いことに、ある種の癌(ガン)などを発生すると報告されているのです。
欧米の一部のIT企業はいち早く
立ったままで仕事が出来るような環境になっていたり
北欧では、新しくオフィスに導入する机のほとんど
90%以上が可動式のスタンディングデスク(立ち用机)を導入しているとも言われています。
日本でも長時間座ったままで仕事や作業、働くことができるような環境の見直しされています。
自身ではまだ、座ったままの状態で過ごしていますが
スタンディングデスクがない場合
一つの対策しては
少なくても1時間の座りには5分程度、椅子から立ち上がっての歩行や屈伸運動などが必要になります。
そのため、目覚まし時計と言うわけにはいかないでしょうから
お持ちの携帯やスマホ、タブレット、アップルウオッチなど身近に携帯しているデバイスを利用し
1時間ごとにセットすることで
まずはエコノミー症候群予防のために立ち上がるようにしておけばいいですね。
自身が持っているiPhoneではアラーム機能を利用して一時間ごとにアラームをセットして利用することができます。
ずっと座ったままの状態から立ち上がる時間の目安になるので便利なわけです。
(最初のセッテングだけは少々大変ですが、好きな着メロなどセッテングするといいですね)
一部の大手IT企業の中に、机の高さを各自の身長などに合わせる
「昇降式のデスク」が大量に導入されている企業もあるくらいです。
それだけ真剣に社員のことを企業ぐるみで考えて環境づくりをしているのですね。
長く座り続けていると、体の代謝機能、血液の流れが悪くなり
深刻な病につながることが分かってきたと言うのです。
運動はもちろんのことですが
人、本来の歩いたり、走ったり、立ったり、座ったりすることは
血液の流れを良くしているわけですが
座ったままの状態、いわゆる「エコノミー症候群」的な状態が長時間続くと
脚の筋肉が働かなくなり、そのことが糖、中性脂肪などが消費されず
血液の中に溜まったまま状態になってドロドロ血になるのですね。
ドロドロ血は血液がサラサラしていないので
血液が滞留したり、流れが悪くなり、時には血管内に血栓が詰まったりして
全身に新鮮な血液や栄養素、酸素が行きわたらず
健康を損ねたり、時には脳梗塞やくも膜下出血、狭心症や心筋梗塞などの重大な病にもなって
救急車で搬送されることにも繋がるのです。
これまでの「エコノミー症候群」は何も飛行機などの乗り物内だけのものではなくなってきたのです。
狭心症や糖尿病などの危険性も生じてしまう
怖い環境の中で知らずにこれまでやってきたと言うことになりますね。
これは仕事だけでなく、帰宅後や休日の座ってテレビを見ている時間の長さも
肺がんの発症率に関わることが突き止められ分かってきたのです。
筋肉の細胞内では血液中から糖や中性脂肪が取り込まれ
エネルギーとして消費される「代謝」が盛んに行われ
ところが座ると、全身の代謝機能を支えてきた脚の筋肉が活動せず
糖や中性脂肪が取り込まれにくくなり、血液中で増えて血液がドロドロ血に。
座っている時間が、2時間未満の男性と比べ、
4時間以上だと肺がんの発症率が3割以上上がっていたのです。
座る環境から立ったまま何かをすることに
環境の変化、兆しが確実に出てきています。
このまま作業は座り続けますか?
それとも
立ったままの環境を手に入れて、作業をしていきますか?
と言うことになります。
なんだか知らないと怖い話ですよね。
自身は後者を選びたいです!汗