オメガ3は不飽和脂肪酸と言って
亜麻仁油、えごま油、青背の魚の脂など、体内では作り出せないため
食事などで補わなければならない必須脂肪酸の一つなのです。
健康づくりだけでなく老化防止、認知症の予防にもいいのですね。
その他、心筋梗塞や脳梗塞の発症を抑え
メタボリックシンドローム予防、脳の活性化、記憶力のアップにつながるなど恩恵は計り知れません。
青背の魚、つまり青魚は(イワシ類・サバ類・サンマなど背の青い魚のこと)
DHA・EPA、エゴマ油に含まれるα-リノレン酸が老化防止にもいいのですが
日本人はどうしても肉類など摂る傾向が強くなりつつあるので
これまで摂っていた青魚などは、どちからと言えば控えに廻りがち。
特に若い人は、好んで青魚を食べる人はどのくらいいるのか?ですね。
好きな人は好きでしょうが、普通は肉類を好むのではないでしょうか。
これまでに食生活に普通に摂っていたものをより意識して積極的に摂るようにしていく必要があります。
オメガ3は脳の血栓抑制やアレルギーを抑制したり
コレステロールを下げる、炎症を抑えたりする役割があるため注目されています。
オリーブオイルは熱しても、そのままでも一緒に炒め物に
生野菜、生魚などに直接かけたりできたものに対して
アマニ油は反対に熱に弱く酸化しやすい油なので
取り扱いには注意が必要ですし、また体にいいからと言って多く摂ったり
野菜炒めにと火を使用しては、酸化されて逆効果になります。
また、多くアマニ油を摂り過ぎることはカロリーが高いため体には負担になりがち。
スプーン一杯程度に抑えることが十分で健康維持にはベストで適量なのです。
魚の脂に含まれているα-リノレン酸は、DHA・EPAを多く含み
癌や心筋梗塞を引き起こす生活習慣病予防に良く
シソ油などを取り入れ皮膚などアレルギー性疾患の患者さんにとって
アレルギーの改善につながったと実感できる人は多いようです。
食生活に大いに取り入れていくのはいいのですが
反対に、量を摂りたくないのが、植物油でもリノール酸である
ベニハナ油、ゴマ油、コーン油、クルミなどです。
香りやマーガリン、パンなどにも使われていて見過ごされ勝ちですが
リノール酸系には注意が必要です。
自身もこれまでベニハナ油やコーンを使用した
マーガリンは植物性で何か健康そうだからと
食パンに毎週使用していましたし、野菜炒めの香りにゴマ油を付けたり
パンにはクルミ入りが健康そうと好んで食べていましたが
上記のことから、順次、できるところから始め
α-リノレン酸(アルファー・リノレン酸)なども積極的に摂り入れるようにして
代替できる食品などに今後、切り変えていこうと考えています。