乳がんの初期症状は?
乳がんの初期症状は一般的には自身で気づき、何か異常ではないかと
異変を感じたり、疑念を抱いたことから始まるのが大半です。
本人が胸の異変に気づき、病院に行って診断してもらって『乳がん』であると診断後に初めて分かるのです。
もちろん人によっては早期や初期だとしても
乳がんの症状である兆候やサインを見逃すことも多々あると思います。
特に、初めて乳がんになった場合は、なおさらです。
どんな症状なのか知らない人も勿論いらっしゃるでしょうし
兆候があまりにも軽く、異常性の兆候を見過ごしてしまうこともあると思われます。
これくらいなら大丈夫だろうや、ちょっとした異変もすぐに治るだろうみたいになるのが一般的です。
初めてなので、乳がんの初期の症状や微細な兆候であればあるほど分からないのが、ある意味普通かもしれません。
これは、脳梗塞やくも膜下出血などの初期兆候やサインに気づくことと似ています。
と、言うより、初期の症状や兆候は全く違いますが、乳がんを調べていく中で
気づく・気づかないところでは同じように共通しているところありました。
特に、病院に行くほどではないだろうとする自己判断や思い込みなどはまさに似ていますね。
『乳がん』でも、何かおかしい、何か変と感じたら、すぐにでも病院に行って診察をしてもらうことが大切です。
触診やマンモグラフィでも場合よっては分からない・気づきにくいことももちろん可能性としてはありますが
特殊なことを除いて、触診だけでは分からないことをマンモグラフィや超音波診断から
乳がんの発見につながるのです。
特殊な場合は、芸能人の北斗さんの例がそうですね。
毎年、ほぼ定期的に病院に行って、マンモグラフィを初め
検診を怠らないほど健康チエックをされている方でも
乳頭のほぼ真下に『乳がん』が発見されたのです。
乳がんの進行が早かったのと、マンモグラフィでも
乳頭下にある患部との見分けが、正常・異常も含めて白っぽい偏在する画像からは見分けにくい状態だったのです。
乳がんの発生する場所やカタチ、特殊な乳がんでは時期の進行度合いにより
陽性、陰性を画像のみから発見することは困難な場合もあることになります。
再検査など要する可能性もあるわけですね。
しかしながら、乳がんの早期発見には更に2mm近い「がん・腫瘍」も発見できるようになったのです。
それが、乳がん検査機器を使った
『PEM検査(乳腺PET・乳房専用PET)』です。
上記のように、マンモグラフィーでは、がんのしこりと乳腺との見分けがつきにくく
画像では乳腺が全体的に真っ白に写ってしまうため、それを
乳がんなど腫瘍を見分けやすくしているのがPEM検査なのです。
もちろん、それで100%の発見とはいかない場合もありますが
医療技術が発達して、マンモグラフィーでは見分けにくいものを
乳がんの、より早期発見につながっていることは間違いありません。
一般的に毎年の検診を受けて大丈夫だろう、自分はかからないと誰もが思うわけですが、
それでも自分自身でも日頃から自身の乳房のチエックはとても大切になります。
再度、乳房の変化、位置、カタチ、しこり、乳首など
自身で触れて確かめることは月に1回や2回は最小限必須ですね。
特にこれまでは感じなかった違和感や些細な痛みも。
これで100%大丈夫ということではありませんが
全く確認しないより圧倒的に『乳がん』発見に繋がることになります。
乳がんの症状や痛み、胸のチクチク感は?
乳がんを初期の段階で早期発見する、兆候やサインを見逃さないことが重要なことになりますが
まずは自分で触診ふうに、自身で胸回りを定期的に触ってみる
一番最初にできることをしっかりやることで確実に早期発見につながります。
乳がんの、約90%は患者さん自らの異変性に気づいて『乳がん』は発見されているからです。
普段の自身の胸の状態を知っていて、しこり、胸のカタチ、左右2つの乳房の均衡性、乳房や乳頭の位置、
乳頭の状態を触って確認することができます。
乳房の異常は、くも膜下出血の前兆と似ていて、なんらかの異変が起きている可能性も高いのです。
一般的には初期には痛みは伴わないのですが
北斗さんが寝転がって胸に触れた時、チックっと痛みが感じたとされているので
その触れた時に感じたトゲが刺さったような一瞬の痛みがありましたが
『乳がん』の前兆や兆候、前触れだった可能性があったのですね。
(脳梗塞やくも膜下出血などの初期症状や兆候の一つ『しびれ』のようなもの)
そのため、胸が触れた時に乳頭を含めて痛みが一瞬走ったり
一時的にもチクチク感があったかどうかなども
判断材料の異変の一つとして、病院に行って診断を受けることは大切なことになります。
もちろん、全ての異変は癌でないことも多いのは事実です。(そう願いつつも・・)
自己都合や自己判断をしてはいけないことが『キモ』になると思います。
誰しもが思う自分は大丈夫だということは
実際になってみないと分からないことなので、なおさらですね。
脳関係の初期症状とは違って救急車で搬送など緊急性を伴いませんが
病院に直行して診断を受けることが自らを助ける手段となりますから
異変を感じたら先延ばしを絶対にしないで、即、行動に移すことが確実に命を救うことにつながります。