血圧は体全てに関わる大事な要所・血圧測定・血圧を知る。
血圧は体を司る中でもとても最重要な位置づけの1つになります。
心臓、動脈、静脈、血管などの器官につながり、
脳卒中(くも膜下出血、脳梗塞、脳出血)、
生活習慣病、糖尿病などの病気も血管に直接関わりがあり
列記していけばいくほど、
どれだけでも挙げることができるくらい、
また派生して行くくらい広がりもあり、
体にとって中枢かつ重要な役割になります。
血液や血圧は全てを司ると言っても、
過言ではありません。
一旦、血液が血管内のどこかの器官で詰まったり、
血液の流れが途絶えると、
生命維持ができなくなるわけです。
血圧はどれくらいあれば正常値?、高血圧?
では、その血圧はどれくらいあれば血圧正常値なのでしょうか?
収縮期血圧 | 拡張期血圧 | |
重症高血圧(Ⅲ度) | 180mmHG以上 | 110mmHG以上 |
中等症高血圧(Ⅱ度) | 160mmHG~180mmHG | 100mmHG~110mmHG |
軽症高血圧(Ⅰ度) | 140mmHG~160mmHG | 90mmHG~100mmHG |
正常高値血圧 | 130mmHG~140mmHG | 85mmHG~90mmHG |
正常血圧 | 120mmHG~130mmHG | 80mmHG~85mmHG |
至適血圧 | 120mmHG以下 | 85mmHG以下 |
一番最適な血圧が、血圧表下段の至適血圧で、
脳卒中を最も引き起こしにくい血圧なのです。
血圧表の赤字で記載したのは正常高値血圧で、
正常とも言えないし、高血圧とも言えない、
ちょうど高血圧 手前の境目にあたるところです。
この場合、
収縮期で135mmHG以上、
拡張期で85mmHG以上であれば
直ちに、病院に直行して医師に相談・診断するレベルになります。
早期治療にあたるのが、この血圧数値からですね。
この後、すぐに病状悪化ではないですが、
ゆっくり構えて、様子見している場合ではないことを
一言添えますね。
そのまましておくと、血圧の数値上昇が
加速度的に進む可能性があります。
血圧の測定や回数は?
血圧は家庭で測るのが望ましく、
上腕血圧計で朝と夜に各一回、計二回測定します。
朝の血圧測定は起床後1時間以内に朝食前に。
夜の血圧測定は就寝直前に。
椅子に座って1~2分落ち着いてから測定。
できれば、朝は原則2回測定してその平均を取ります。
夜も同様にして測定し、週5日分を集計します。
その結果、上記の血圧表の中で、
どの位置の血圧にあたるか確認して
問題があれば診断を受ける必要が出てくるのです。
そのための、健康維持をはかる、自身の血圧測定でもあります。